五味川 博都志（ごみかわ ひとし）会長　ごあいさつ

 

Q1.町内会の概要を教えてください

 

　最盛期には200世帯ほどの会員がいましたが、現在は加入世帯数が135で、横ばいか少し減少傾向でしょうか。場所柄、住宅が減ってもその代わりに商業施設や病院が増えるような感じですね。地区内に集合住宅があって住民自体は増えているのですが、集合住宅は独自にゴミステーションなども設置していて町内会に加入されていない方が多いのが悩みといえば悩みです。

 

Q2.高齢化が進んでいますか？

 

　地区内には札幌オリンピック当時に建てられた住宅も多く、ちょうど世代交代の時期に当たっています。高齢になり地区外に住まわれている娘さんのところに移動したりマンションに引っ越すなどで空き家も目立つようになっていますが、その一方で高齢の両親がマンションに引っ越して、代わりに子育て世代の息子さん家族がUターンで引っ越されてくる例も2〜３見受けられます。

 

Q3.町内会での取り組みについて教えてください

 

　町内のど真ん中に「藻岩山観光道路」が走っていてその入口に辺りに観光目的でいらっしゃる方にウェルカムの意味を込めて春〜秋に花壇の整備を行っています。もう30年くらい続いている活動です。

　コロナ前には「サロン」の立ち上げもしました。今までは集会場として川沿第１町内会と共同運営の「川沿北会館」を利用していたのですが少し遠くて使いづらかったのですね。そんな折に、ちょうど良い場所に組合員さんのあまり使っていないバレエスタジオあり、利用させてもらえることになりました。市からも助成金をいただいて、利用に関する運営委員会を立ち上げてアフターコロナに向けての使い方の検討を進めています。

 

撮影・取材：東海大学国際文化学部デザイン文化学科